2017年05月19日

おもてなしに利用が期待できる屋形船

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宴会などでも主流となる屋形船でのイベントは、全国各地で人気で、船内の内装も実にバリエーションに富んでいます。一般的な畳と和卓の船内もあれば、椅子やテーブル席の船を用意していたり、季節柄、掘り炬燵までがお座敷に設置されているケースもあります。

乗船人数も最大100名まで可能とする大型船も提供され、さらに船内だけでなく、船上デッキに上がることのできるタイプでは、お花見シーズンに特に人気を呼んでいます。屋形船の選定では、乗り合わせる方に配慮できる設備が導入されていることもポイントで、海外の方でもムリなく立ち座りができるよう、内部の天井が高く、広々とした空間であることは選ぶ上で重視すべきです。

近年では古風な船内よりも、ハイクラス向きとなる冷暖房完備であったり、通信カラオケを搭載していたり、さらに清潔な水洗トイレも設備されているので、女性やお子さん連れでも安心して乗船可能です。また、都心を例とした場合、川沿いや入江になっている湾付近を運航するケースが殆どで、悪天候でもない限りは基本的に出航できるのも魅力で、当然ながら屋根付きなので雨天時にも安心です。

予約なしの乗合コースなどもありますが、貸し切りでも楽しむことができ、様々なプランが運営者からも提案され、もちろん、自分たちでプランニングすることも可能です。利用例として、地方から来る両親との会食をはじめ、誕生日や結婚記念日などの特別な日のお祝い時、また近年、都心を中心に定評のある海外からの来訪者に対し、日本のおもてなしに観光を兼ねて利用するケースもあるほどです。

平日プランの多くがランチクルーズであり、所要時間も1時間程度で、昼間の時間帯にランチ付きで遊覧するのが特徴です。もちろんナイトクルーズも必見で、例えば、都心では橋巡りやタワー巡りも人気が高く、いつもとは違う場所や角度から見る景観は、新たな発見にも繋がり、豪華な食事とお酒を楽しむことも可能です。

楽しみ方はそれぞれで、非日常の遊覧船の乗船としても評価されていたり、また、お料理を目的とする方も少なくありません。近年、船内でも調理場が設けられており、揚げたての天ぷらを食すことができたり、海外からのおもてなしにおいて、じっくりと楽しみたい方に人気を集めています。料理の一例には、刺身舟盛りや揚げたて天ぷら、旬の炊き込みご飯なども提案されていますし、もちろん、洋食メニューにも応えてくれます。スタンダードからデラックス、エグゼクティブなど、様々なコースで巡る楽しみ方、1人からでも乗合できる点でも全国で支持されている理由の1つです。


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