2017年05月09日

船の上での景色や楽しみはまた格別なものとなる

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舟遊びというものは、江戸庶民にしてみればかなり贅沢なものでしたが、現代では一般の方でも気軽にできるものになりました。たとえば同じ酒宴や花火を楽しむのも、建物の中での酒宴や橋の上からの花火鑑賞と、船の上ではまったく違うものなのです。

船の上という希少な空間で存分に楽しめる

舟遊びの種類としては様々な楽しみ方があります。たとえば、忘年会や新年会、それに会社の歓送迎会などでも、船の上では大いに場を盛り上げることができます。それからよくテレビドラマなどで見るような大切な商談です。

仕事の大切な方とのお食事会や商談にも、ここでは最適な雰囲気を出してくれます。大切な人と言えば、恋人とのデートでも最適なムードをつくってくれます。きっと忘れられない思い出になるでしょう。こうした雰囲気を作り出せるのも、屋形船の大きな魅力なのです。

外を見ればそこは開放的なシーンがあり、中は特別な個室とも言える空間があります。船の上では希少な空気の中で楽しめるという利点があるのです。

現代に生きる情緒ある屋形の船の歴史

舟遊びというものは日本では江戸時代というイメージがどうしてもありますが、実はその歴史は大変に古く、万葉集でも詠われているくらいです。もちろん、その当時の船自体は今とはまるで違っていて、遊びのスタイルも別の物でしたが、屋形の船の原型がそこにあったということは事実なのです。

そして、江戸時代のイメージが作り出され、それを継承させて今の時代にしっかりと生きているのです。こうした歴史ある屋形船は、大変に魅力あるものとして、人々の憧れにもなっています。

豪華に東京湾をクルージングするという趣向もまたいいですが、こうした昔ながらの雰囲気で繰り出す屋形の船もまた格別なのです。

船の上からの景色はまったく違った趣がある

大切な催し事などにはやはり日本の情緒漂う独特な雰囲気で行いたいものです。昔ながらの情緒を楽しむ宴会となれば、これは船の上で四季折々の自然を肌で感じることができるものが最上となります。そうなればやはり屋形船は外せない選択肢ということになるでしょう。

江戸情緒を全身で感じ、そこで飲むお酒の味は美味しいものとなり、ここが東京であることも忘れそうな、そんな希少な味覚が楽しめます。景色にしても、普段から見慣れた景色も船から眺めるときはまた一段と際立ち、そこには新しい発見があるかもしれません。

このように同じ景色を眺めるにしても、陸の上、または橋の上からと、船の上からの景色はまったく違うものなのです。


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